わたしにはずっと好きな人がいた。
高校に入学してすぐの頃、喋りかけてくれたかっこいい本道先輩に一目惚れ。
11月になった今までずっと好きだったのに。
「ごめんね、藍華。私、本道先輩と付き合うことになった。」
親友だったはずの、由良からの突然の報告。
申し訳なさそうに伏せる目から余計現実味が増す。
私は、そっかとしか答えることが出来なかった。
由良は可愛いからしかたないって思ってるのにやっぱりわかんなくて。
私は1人、駅で座ってた。
乗る電車も通り過ぎた。
帰る気にならない。
「はぁ…」
大きくため息をついた。
高校に入学してすぐの頃、喋りかけてくれたかっこいい本道先輩に一目惚れ。
11月になった今までずっと好きだったのに。
「ごめんね、藍華。私、本道先輩と付き合うことになった。」
親友だったはずの、由良からの突然の報告。
申し訳なさそうに伏せる目から余計現実味が増す。
私は、そっかとしか答えることが出来なかった。
由良は可愛いからしかたないって思ってるのにやっぱりわかんなくて。
私は1人、駅で座ってた。
乗る電車も通り過ぎた。
帰る気にならない。
「はぁ…」
大きくため息をついた。