「早速夜のお誘いですかぁー?モテるねぇ、直人先生はー。」 「先生なんてやめてくださいよ」 俺、海実以外女として見えないんだけどな… 「ま、気をつけろよー。」 赤坂先生は手を振りながら俺に背を向けた。 「直人先生、院長先生がお呼びです。」 「あ、はい。」 院長秘書である笠井 莉華-カサイ リカ-さんに呼ばれ、俺は院長室へ向かった。