「だから…だから、由乃。 龍騎さんの事今だって好きだって 俺はわかってる。十分わかってる。 でも、もうそろそろ1歩踏み出して? 新しく、恋してみねぇ?」 なんて、真剣に電話の向こうから聞こえた この時、うちの中で 何かが変わったのかも…しれない。 「うん。恋してみる。変わりたい。」