たんぽぽの綿毛 ~君想い~


「忘れてない。すきだよ。

今は彼氏なんて作りたくない。

りゅうちゃんに悪いから。」


そう、素直に伝えると彼は


「そーだよな。

平木は、龍騎さんしか愛せないもんな」

「ごめんな、俺が悪かったでも…」


「何?」


「俺、未だに平キ…由乃がすきだよ。

いきなり、こんな事言われても困るよな

だけど、俺言ったじゃん卒業式の時

俺はお前の事好きだから

いつまでも、多分好きだからって

そんで、今も好きなわけ

だけど、連絡なんてできねーし

だから、今日お前が帰ってくるって聞いて

盛岡に頼んだ。ほんとにごめん。」


そこまで、一方的に彼は私に

言った後、俯(うつむ)いた。