嘘つきな君と正直者の私



ーそんなことを考えていると駅に着いた。





私たちの住んでいるところはそれなりに都会で、駅には人がたくさんいる。




身長が150cmしかない私は流されてしまいそうになるが、180cmくらいある涼平くんはどんどん歩いて行ってしまう。