あれから制服に着替えて準備をし、家を出て今は学校に行く途中の信号で止まっている。
赤だから。
それはどうでもいいか。
ぼーっと突っ立っていると、すぐ近くの銀行から急に耳をつんざくような銃声音が響き渡った。
すぐさま110番をし、銀行まで走って近づく。
窓をそっと覗いてみると、黒い服にサングラスを見にまとい、拳銃をもった男達がうろうろしていた。
客や店員はロープで縛られている。
どうやら銀行強盗のようだ。
なんでこんなことするんだろーね。
バン!とドアを蹴り開けて中へ入る。
撃たれる?そりゃね。
私が簡単に撃たれるとでも?
異次元過ぎて自分でも笑える。
近くにあったパイプ椅子を手につかみ綺麗に銃の弾をさばいていく。
どんどん相手に詰め寄り得意の回し蹴りをお見舞い。