部屋は2階の左手側だからと
言われ中に招き入れられた。

お邪魔しますと言って
階段を登って2階へと行った。

隆史の家は外で見たよりも
中のほうが大きく
隆史はボンボンなのかもしれない
なんて考えながら、隆史の
部屋の前まできた。

お父さんはごゆっくり~と
言って1階へと降りていった。

本人がいない部屋に入るのは
ドキドキするが、早く
中を見てみたかった。

がちゃりと部屋のノブを回して
部屋の中へ入った。

隆史は意外にもきれいに
片付けをしていて、と言っても
朝にがんばって片付けたらしいが。

そして一人部屋にしては
かなり広い部屋だった。