「一ノ瀬!!」
声を掛けた瞬間、荒谷はこっちを見て目を丸くした。
「木崎さん!?」
「お前何やってんだよ、、俺の部下にこんなことしていいと思ってんのかよ!」
「いや、ちょっと待ってくださいよ。いつも俺が飲み会で女の子持ち帰る時だって、木崎さん何も言わずに見過ごしてたじゃないですか。なのに何を今更、、」
最後まで言葉を聞かずに
先に手が出ていた。
「ってぇ、、これが会社にバレてもいいのかよ。」
「お前がやったことのほうがバレて問題になると思うが?」
「なんでそこまで、、そんなに一ノ瀬が大事かよ、、こんなどこにでも居そうなやつ。ちょっと顔がいいから1回誘ってみたら呑気について来やがって、、結局一ノ瀬も他の女と変わんねーのによ、、」
咄嗟に俺は荒谷の胸倉を掴んだ。
「お前もういっぺんおんなじこと言ってみろ?」
俺は気付いたら荒谷を殴っていた。
傷をかばいながら走っていく荒谷。
あんな奴に一ノ瀬取られてたまるかよ、、。

