終焉の人


崩れたマフラーを巻きなおし左腕のセーターの裾を下ろすと私と祐作は外に出た。


すると祐作は寂しそうな目で私を見て



「俺を恨んでもいいんだぞ?」



と言った。


私は顔を横に振り


「助けてくれた人を恨むなんてバチ当たりらだよ」


と私は言うと離れる手が恋しくなった。



怖い…1人で行かなきゃいけないの?いかないで…怖いよ。


まだ14歳の私にとってこんな場所で歩けるわけがない。


そのとき、祐作は握った私の手を広げるとその上にとある鉄物を置いた。




「ハンドガンだ」



と祐作は言うと私は手が震えた。


ハンドガン…これ、拳銃?