終焉の人




そうだ!彼は…!?


と私はスマートフォンを手にするとそこからは一件のメールが届いていた。



《本当にごめんな。来週なら一日中空いてるからその時なんかどうだ?》



と彼からのメールは何気ないいつものメールだった。


私は少し安心すると力が抜けた。


幼稚園の先生をしている私はあまり泣かないようにしていた。


子供達にこんな弱い自分を見せないためにだ。


しかし私の目から涙が止まらなかった。



もう死んでしまうのね…。