終焉の人



1月15日は珍しく彼の仕事が早く終わったため高級なホテルのレストランを予約して私は彼の帰りを待っていた。



付き合ってもう3年が過ぎた。



もう、そろそろ結婚とかしても良いと思う。



プロポーズは定番としては男性からだけど
我慢の出来ない私はプロポーズしようかと悩んでいた。


指輪まで買って準備は満タンなのに肝心な勇気が足りない。


しかし今日はやっと彼と落ち着いて話せるのだ。

今日と言う良い日を逃さないために私はわざわざ高いホテルのレストランまで予約して今は着て行く服を選んでいる。