終焉の人


私は大きく呼吸をすると左腕をつかんだ。


「感染…してるよね…これ」


と私はセーターをめくり噛まれた場所を見せると男の人は真剣に噛まれた場所を見てくれた。


「そうだね…。まだ発症していないみたいだしとりあえず応急処置をしよう」


と男の人は立ち上がると


「救急箱ってある?」


と聞いてきた。

私は棚の方を指差すと男の人は笑ってそれを取りに行った。


家には血痕まみれで私の制服も腕のせいで血まみれ…。

どうしていきなりこうなるの…。

感染ウイルスって何!?何で父さんと母さんと兄が死ななきゃならなかったの!?


私の中で怒りを覚えた。


しかし今、怒りを覚えてもどうする事も出来ないただの邪魔者だ。