終焉の人



私はゆっくりと目を閉じて空気を深く吸った。


いろいろな風味がしたような気がした。

生々しい匂いに火の味、それはまさに大災害の風味だ。


私は押し倒され床に倒れると目の前が真っ赤に染まった。




痛みはない…




私はすぐにそれを気づくと目を開いた。


そこには四つん這いで私の体を覆うお姉さんの姿があった。


お姉さんは女の子に肩を噛まれている。


お姉さんの肩の血が私の顔につたう。