終焉の人


私はお姉さんの近くに行こうと一歩進むと少し足音がなってしまった。


これぐらいではバレないだろうと油断した瞬間でもある。


そして私が女の子を見たときだった。

女の子がこちらを見ていたのだ。


目は合っていない何故なら感染者の目は落ち着かないみたいに泳いでいるからだ。


しかし何故か女の子は私がいる場所がわかるらしく飛びかかって来た。


すぐ手元に武器と言えるものが無く私はその場で立ち尽くした。



ああ、この光景は数時間前にも見た。


知っている人がまるで化け物になったみたいに………いや、もう化け物か…。


一瞬の間に私は生きる事を諦めた。


どうせ私も感染者なんだ。


今生きる意味なんてない。