終焉の人




間に合わなくて…ごめんなさい…



私は心の中でそう思うと振り返り達也の後ろについた。


達也は難しい表情をしている私を見ると



「こんな状況なんだ誰でも助けられるって
甘ったれた考えは止めろ」



と達也は厳しい視線を送る。


私は真剣な表情をして



「わかってる…。でも最低限できる事をしたいの」


と私は言う。


するとふとある事に気がついた。


なんと達也の腹を抱えた女の子が手を繋いでいたのだ。


もしかしてこの2人って恋人同士なの?


と私は察するが今は2人に協力してあげる事は出来ない。


「良いか?今からカウントダウンするから1になったらでるぞ」


と達也はドアの部を掴むと言う。



「3、2…」



「…1っ!」



と達也は言いドアの部をひねってドアを開けた。