終焉の人


教室の中はストーブがありダンボール箱が教室の隅に固められていた。


たぶんあのダンボール箱が非常食だろう。


私はたじたじと教室を見ているとそれを察した


さっきの男は私を睨んで



「食ったら殺す」



と一言言い放った。


「食べないよ」


と私は彼のしつこさに腹が少し立った。


教室の壁にもたれる少年少女たちはみんな同じ制服をしている。

この学校の生徒だろう。


するとさっきの短気な彼は俯く女の子の隣に寄り添うと


「大丈夫か?」


と聞いた。女の子は顔を横に振り腹部を押さえつける。