「早く入って。学校には感染者がたくさんいるわ」
とお姉さんは私の後ろに回ると背中を押してくれた。
教室の中には5人の少年少女がいた。
全員私と同じぐらいの年だ。
そういえば祐作は年齢はいくつなのだろうか。
身長も対応も全てが大人びて見えたから勝手に大学生ぐらいと思ったが顔つきはここにいる少年たちと似て幼く感じた。
「何だよ!何でまた入れんだよ!」
と1人の男は立ち上がり怒鳴る。
お姉さんは戸惑いながらも男をなだめながら
「まあまあ、どうせ一晩の事よ」
と言った。私もお姉さんに続けて
「食料も水もいらない。ただ体を休めたいだけだから」
と私は言うと椅子に腰をかけた。

