終焉の人



せめて、感染者がいない教室に入って今日をしのごう…。


外は暗く家に帰ったのが6時ぐらいだったからあれから約1時間は経ったとして今は7時だろう。


季節は1月の前半。


陽が落ちるのが早い冬は今はとても寒い。


今更だが制服にコートを着てこなかった事を後悔した。



階段を静かに上がり三階に行くと廊下から町が見えた。

町は夜にも関わらず火を上げている家が多々ある。



この町は私の知っている町じゃない…。

何でこうなってしまったのだろう。



私は寂しくなり白い吐息を漏らした。