《現在、潮田川町ではウイルス感染が発生されております!!潮田川町の人々は今すぐ町の北の方へ向かってください!!》
とニュースキャスターは必死な声で言う。
その瞬間、私は全てが理解できた。
つまりこれは…両親がウイルス感染したって事だ。でも今の私にはもうどうする事も出来ない。
私はその場の血まみれのフローニングの上で腰を落とすと俯き逃げる事を諦めた。
そんな時だった。
ガシャン!!
窓ガラスが割れたかと思えばそこから人間が現れた。
人間は斜めがけに拳銃を背負っており私と目があうと驚いた表情をした。
それと同時に左腕に激痛がはしった。
「ううう…あぁぁぁぁぁ!!!」
と私は悲鳴をあげると同時に窓ガラスから入ってきた男の人は持っていた拳銃を慣れたように持ちそれを私に向けた。