誰もが知らない彼の秘密を

ボーーーー

「.........い、おい、おいっ!」

ん、ん、( ̄-  ̄ ) ンー。

っっ。

「た、なべ、く、ん。」

み、みられた、
ボーーっとしてるとこ。

見られたく無かったのに。
そんな隙見せたくなかったよ。

「ちょっと、お前に話がある。」

「え、ちょっと。まってよ。」

腕を引っ張られ連れてこられた場所。
校舎裏だった。

「(校舎裏って、殴られるのかな...)」

「いや、殴んねーし。
昨日の口止めしようと思って...」

昨日?あー、あれね。

多分、笑ったり、喋ったりしてたところだろう。

「いいよー。誰にも喋る気ないし。」

「そ、そうか。
ありがとなっニカッ」

ドクン
鼓動が、ほんの少し、少しだけ、
早くなった気がした。

自分だけが、知っていると思って、嬉しがっている自分がいた。

それと同時に田辺圭の事をもっと、知りたいと思った。





彼には、もっと、秘密がある気がして...