エリックに嫉妬してるんだ それがわかると、さっきの甘い言葉が、 拗ねた子供の言葉に感じてきて、吹き出しそうになった。 「馬鹿、あんなトラップに引っかかる女じゃないのよ」 本命はエドワード王子。 あの方に叶うものなんかいない。 ダイアナはそういって強気な笑顔を見せると、主導権は完全にダイアナのものとなった。 2人のダンスは氷の上を滑るかのようになめらかで、人形のような美貌を持つ2人が踊ることによって、ダンスホールは夢の世界に包まれた。