俺のペットはプリンセス〜プリンセス・マリアと王子のキス〜




15分ほどそのウォーミングアップが続き、マリアのダンスは少しづつ上達していった。


「ロバートさん、私ダンスが大好きだったんです。それを今思い出しました。」
踊りながら、マリアはステップを注意深く踏んだ。


ロバートの背にはマリアの手、
マリアの背にはロバートの手。

マリアのドレスがくるくるふわふわと
舞い上がる。

2人は次第に大きな円を描きながら踊り、他のペアの間をすっすと抜け、軽やかなワルツを広げた。



「さぁ、ウォーミングアップも十分になったところで、次はペアを次々に交換していきます。5分ごとにお相手を交代しながら、相手のステップに合わせる、
またはアドバイスなど様々な面を学び合いましょう。」

このお見合い型のダンス形式は社交パーティーのような感覚で行われる。

近くにいるペア同士を交換して、すぐに踊りだす。それを流れるようにスムーズに行うこと、またお喋りしながら相手との時間を楽しむという余裕も必要とされる。




ロバートはマリアを引き寄せ支えながら、スムーズにリードしていく。


「お前のダンスに合わせられるのは俺だけだ。」

調子に乗らないで相手のステップに合わせられるよう