「起きてマリア!」
「あれ?ダイアナ?」
ここはどこ?
「ほら早く!着替えないと遅れちゃうわ!」
あ、ここはホテルだ
マリアは目をこすりながら起き上がり、
ドレスに着替える。
「あれ、ロバートさんは?」
マリアは聞いた。
「まだあなたが起きる時間じゃ無いから、お部屋にいらっしゃるわ。とにかく来て来て!」
「え?どういうこと?まだ…
って8時じゃない!早すぎよ」
合宿の開始は10時からだ。
それまでに朝食などをすませる時間がたっぷりとれる予定だったのに。
「馬鹿ね、昨日のニュース聞いてないの!?
急遽王子がイタリアに訪問されたのよ!何より私たちの学校は花嫁候補が1番多いと言われる位トップクラスだから、この合宿の開催地を訪れることにしたらしいわ。
こんな大規模な合宿を開くのも王子の結婚が国を上げての一大イベントだからよ。
私たちが無料で参加できるのも国の援助があるからなのよ。」
ダイアナが初耳の情報をすらすらと並べる。
「それじゃあ、私たちのレッスンの様子を見学なさるってこと?」
「それはわからないけれど、昨日からイタリアを観光していて、今日は専門学校を訪れるらしいわ。もうすぐ王子がグリーティングで街を回りながらから、ここを



