後ろから、マリアの頭にぽん、と手が乗り、その手はすぐに下された。
マリアは後ろを振り向いた。
ロバートはすでに部屋を出ていた。
「…はぁ…」
マリアは頭に乗せられた手の感覚に
のぼせたような気分になり、ベッドに
思いっきり倒れ込んだ。
ベッドには、バスローブが畳んで置いてあり、その上にカードが乗っていた。
「今夜は1人でごゆっくり。
ロバート」
「んきゃああぁあ〜!」
マリアはベッドの上で暴れた。
明日からダンスレッスンかぁ。
他にも色々な特訓をするらしい。
耐えられるのかな。
超怖い先生がいたりして…
「でも、なんとか頑張れそう」
ロバートのカードを見つめ、抱きしめて転がった。
マリアはそのまま、目を閉じて意識を失った。



