しばらくして生徒らはゴンドラを降り、
目的地に到着した。
その頃には予定通り19時を回っていたので、当日はホテルで休憩となった。
「わぁ〜キレー!!」
マリアは飛び跳ねる。
「落ち着け」
ロバートがマリアを捕まえながら、
ホテルマンから鍵を受け取った。
ホテルのカウンターで、マリア、ダイアナらはチェックインを行っている。
「本当に綺麗ね〜。」
マリアの隣にいたダイアナも感心してあたりを見回す。
ホテルのロビーはドーム状になっていて、全体的に白く、見上げるとステンドグラスが張り巡らされている。
「もう夕食になるから、部屋に入ろう」
フリンが言うと、ホテルのシンボルとも言えるアンティークな色調のエレベーターがロビーの中央に下りてきた。
「早く行きましょう!」
マリアとダイアナは仲良く走ってエレベーターに乗った。
「本当子どもだな。」
ロバートはため息をつく。
「こら、ダイアナ様!」
フリンも走って追いかけて行ってしまった。
「早く!閉めちゃいますよ〜!」
マリアがエレベーターから手招きをする。
「置いてく気か!」
ロバートも結局、走って追いかけるはめになった。



