俺のペットはプリンセス〜プリンセス・マリアと王子のキス〜


「ビアンカ・マックリン
アダム・ニファー」

表彰式。
第3位のペアの名前が呼ばれた。

最終選抜に残るには、上位3位に入らなくてはならない。

「お願い!」

マリアは手を握りしめてお祈り体制。

「第2位」

第2位は、知らない人の名前だった。
つまり、次呼ばれるのは私かダイアナ。

「どうしよう、どうしよう」

私が落選したら、素直におめでとうダイアナって言える?

もしダイアナが落選したら、私はダイアナに何て言えばいい?

「落ち着け」

ロバートの手が私の手に置かれた。

「ロバートさん…?」


「結果はもう決まってんだ。
うじうじ考えてないで1位であることだけを祈っとけ」


「はいっ」


こうやって手を握られていると、
恥ずかしくて頭が破裂しそうになるけど、とても落ち着く。

大丈夫。

1位、1位、1位!


「第1位」