「いやー、ミュージカル形式でくるとは予想外だったわ」
「でしょう!」
ダイアナの反応にマリアはご満悦だ。
「何で俺があんなセリフを…」
「でもかっこよかったですよ!」
は?というとロバートはふんっとそっぽを向いてしまった。顔が真っ赤になってる。
「ダイアナの歌も負けず凄い表現力だったわよ!」
「そう?ありがとう!」
マリアとダイアナは褒め合いを延々と続けている。
「確かにあれはすごい演技だったな」
フリンがロバートの肩を組みからかう。
「うっせ」
「歌もうまかったよ。2人とも凄いハーモニーで響きも豊かで。息ぴったり!」
「あーはい、どーも」
フリンのど直球な褒め言葉には何と返したらいいのか分からない。
よくそんな直球で言えるよな、と感心している。そんな素直なところがフリンの長所でもあり、短所でもある。



