「甘党っていうより、子ども…?」

マリアが呟くと、ブッとフリンが吹き出した。

「それ言っちゃった!?だよね〜、
こいつ味覚が完全にガキだからさ〜
甘党とかいうレベルじゃないよな、」

あははは!っとフリンは笑い上戸に入った。

「誰の味覚がガキだ!お前が勝手に甘いもん買ってくんだろうが」

「だって試しにプリン差し入れした時
お前うまそーににこにこしてたからな」

「してねぇ!ニコニコしてねぇ!
甘いものが好きで悪いか!あぁ?」

「はいはい、
お子ちゃまはおちずかに☆」


「てめー…」

マリアはロバートの味覚がガキ、という点には高い評価を与えた。

「やっぱりロバートさんって子供ですよね」

ぷくくと笑いを堪えながら言うと、
ロバートはさらに不機嫌になった。

「バーカお前の脳みその方がガキだ!」

「言い方がガキだもんなぁ〜」

「フリンもいい加減にしろよ」

「はいはい、僕たちはこれで!
じゃーねごゆっくり♡」

「ばいばーい、また来るわ」