もともと風邪気味だとわかっていたのに、ジャッキーが見つからなくて寒い中走り回ったり。
寮のグレードアップに伴う大掃除、
その他片付けー
風邪気味のロバートを追い込むように
事件が起こり、とうとうロバートは倒れた。
*
バタンッ
執事部屋から音が…
「ロバートさん!?」
そこには、地面に倒れこんでいる、
汗ばんだロバートの姿が。
「ロバートさん!ロバートさん!?
死なないでぇぇぇええぇ!」
マリアは必死にロバートを揺すって
意識を戻そうとしたが、意識はもとからしっかりしていたようで。
「揺するなドアホ!」
「はいっ!」
ベッドに寝かせろという仰せのままに、
マリアは重いロバートをどうにかベッドに引き上げたのだった。
*