もともと風邪気味だとわかっていたのに、ジャッキーが見つからなくて寒い中走り回ったり。

寮のグレードアップに伴う大掃除、
その他片付けー

風邪気味のロバートを追い込むように
事件が起こり、とうとうロバートは倒れた。



バタンッ


執事部屋から音が…


「ロバートさん!?」


そこには、地面に倒れこんでいる、
汗ばんだロバートの姿が。


「ロバートさん!ロバートさん!?
死なないでぇぇぇええぇ!」


マリアは必死にロバートを揺すって
意識を戻そうとしたが、意識はもとからしっかりしていたようで。


「揺するなドアホ!」


「はいっ!」


ベッドに寝かせろという仰せのままに、
マリアは重いロバートをどうにかベッドに引き上げたのだった。