「ええええぇぇぇっ!
四天王をすくうだってえ~~っ!!」
「ちょっと!ティダ!
いくら何でも調子に乗り過ぎだって!」
「そうよ!焼き肉パーティーが懸かってるのよ!」
さすがにこれは、いくらてぃーだでも無謀だと皆が思った。
大体が、物理的に考えてあの薄い紙が20センチ以上もある金魚の重さに耐えられる訳が無いのである。
その台詞を聞いて喜んでいるのは、悪徳店主の金太郎くらいなものだ。
「よ~し、ネーチャン
言ったな♪是非ともやって貰おうじゃね~か♪」
たまりかねた祭が、暴挙を止める為にてぃーだのもとに駆け寄った。
「てぃーださん!止めて下さい!アナタが失敗したら、リベンジはどうなるんです!」
しかし、てぃーだは落ち着いていた。
「失敗するなんて、誰も言って無いわ。
大丈夫、アタシを信じて祭さん…あの悪徳店主へのリベンジは四天王をすくってこそ、完結するのよ!」
てぃーだは本気であの
四天王を4匹共すくう気でいるようだ。
しかし…一体どうやって…
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