そんなことを思いながらもなるちゃんと話していると担任だという先生が来て、あっという間に入学式は終わった。
最初だし真面目に話を聞こうと思ってもやっぱり眠いものであまり印象に残っていない。
入学を祝うように満開の桜並木の中をわたしとなるちゃんは帰っている。
「さくら!見た?本堂先輩?」
「えっと...」
「生徒会長で式で挨拶してた先輩!めっちゃイケメンだった!!それで頭もいいなんて尊すぎる!!」
「わたし眠くてちゃんと見てなかった...てかなるちゃん彼氏いるじゃん!!」
「それとこれとは別問題よ!え〜もったいない!さくらはかわいいんだから彼氏作ればいいのに!!」
「う〜ん...男子ってなんとなく苦手なんだよね...」
「それさ昔から言うけどなんで?」
「なんか考え方とか行動パターンとか違う星の人間みたいじゃない?」
「そうかなあ」
仲良しで気の合う私たちだけど、恋愛体質のなるちゃんと男子が苦手な私。
ここだけは気が合わない。
最初だし真面目に話を聞こうと思ってもやっぱり眠いものであまり印象に残っていない。
入学を祝うように満開の桜並木の中をわたしとなるちゃんは帰っている。
「さくら!見た?本堂先輩?」
「えっと...」
「生徒会長で式で挨拶してた先輩!めっちゃイケメンだった!!それで頭もいいなんて尊すぎる!!」
「わたし眠くてちゃんと見てなかった...てかなるちゃん彼氏いるじゃん!!」
「それとこれとは別問題よ!え〜もったいない!さくらはかわいいんだから彼氏作ればいいのに!!」
「う〜ん...男子ってなんとなく苦手なんだよね...」
「それさ昔から言うけどなんで?」
「なんか考え方とか行動パターンとか違う星の人間みたいじゃない?」
「そうかなあ」
仲良しで気の合う私たちだけど、恋愛体質のなるちゃんと男子が苦手な私。
ここだけは気が合わない。