❤冷血王子は恋愛コーチ❤


「甘いよ。」
後ろから、ボールを取られた。

いつの間に?!

「次は俺の番だね。」
ボールを取られた瞬間、今井大輔は真っ直ぐゴールに走る。

止めたいけど、足が速すぎて無理だ!

―ゴンッ!

ボールがリングに入ってしまった。

「はい、俺の勝ちね!」
悔しい。
なんで、こんな男に負けなきゃいけないの。

「今井くん!翼にバスケ教えてあげてくれる?」
美月が言う。