「大輔!!下がって!」
大声で叫んだ。

「翼?!」

「その足、平気じゃないよ!
私がテーピングしてあげるから、戻って!」

私だって大輔を助けたいんだよ。
今まで助けられてきた私は、何もしてあげられなくて。

「わかった。」大輔は、私の所へ来る。

「こんなに腫れてるじゃん!
このまま試合したら、骨にひびがいったかもしれないのに!」
ホントにもう。

「ごめん。・・」

「なんていう顔してんの?」

「だって翼の様子が変だったから、俺ケガしたんだけど。」え?