「ちょっ!これ、足と肩出し過ぎでしょ!」 無理だって! 「今井くんが喜ぶ顔が見たいんでしょ! というか、時間ないんだから早くして!」 大輔が喜ぶ顔? 「本当にこれ着れば、大輔喜ぶの?」 「もちろん!」 なら、着ようかな。 私は、大輔の喜ぶ顔を見たくて、 この服を着た。 「ほら、急ぐよ!」 私たちは、走って試合コートまで行く。 「佑都くーん!来たよ!」 美月、佑都くんの所行っちゃった。 「大輔どこだろう。」 いないし。