「恋愛をするには、出会いが必要だろ。
そこで、男子と思う存分出会ってこい。」
なんだ、それ。

「でもなー、私、反省文書かないとだし。」

「じゃあ、カラオケに持ってけ。」
それ、周りの人に変に思われるだけじゃん。

「そんなん無理だし!」

「俺の言う事が聞けないのか。」
俺様発動・・。

「はいはい。持っていけばいいんでしょ。」
めんどくさい。

「はぁ。他校と交流会。」めんど。

私は、そのまま気分が乗らず、
午後の授業も何にも聞かず寝ていた。
バレなかったから平気だった。