「反省文を明日までに提出しなさい。」
反省文かぁ。

「失礼しました。」私は、職員室を出る。

「翼!大丈夫だった?」美月と奈美がいた。

「大丈夫は大丈夫だけど、反省文だよ。」
私、そんな悪い事してないのに。

「翼!」大輔が向こうから叫んでる。

「今日、クラスで他校の人たちとカラオケやるって言ってたぞ。行くか?」

「他校の人?」

「あぁ。他校の2年3組が来るんだとよ。」
へー。

「交流会的な?」

「そうだな。で、お前参加してみろよ。」え?

「なんで?」