「エラソーに。」

「じゃあやめるか?」え?

「俺は、お前の為にやってんだ。
そっちがそんな態度なら、やる意味がないんだけど。」
大輔は、冷たい表情でこちらを見てる。

「あっそ。あんたに頼んだ私がバカだった。
もういいから、ありがと。」

私は、ボールを集める。

大輔もエナメルに水筒を詰めて、体育館を出て行く。

はぁ。どうしたものか。

でも!私のスリーポイントに欠点なんてない。

バカにしてるんだ。