「スリーは、高さのある選手じゃ通用しない。」 大輔に教えてもらうから、それに合わせていこう。 「はぁ。」先が思いやられるな。 「翼!早く出なさい!のぼせるわよ。」 お母さんが、洗面所までやってきた。 「分かったよ!」 私は、急いで風呂から出る。 それから、自分の部屋に入っても、 バスケの事を考えて、 今日は、一睡も眠れなかった。