「そ、その。バスケを教えてほしいの。
日曜とか、部活ないから。」

「まぁ男女問わず、自分に厳しい奴は俺、嫌いじゃないからいいや。」
は?

「それってつまり?」まわりくどい事言わないでよ。

「いいっつってんだよ。」やった♪

「じゃあ、明日からね!明日、ないから!」
日曜だからねぇ。

「わかった。」そう言って、今井大輔は、
体育館を出て行き、帰ってった。

「はぁ。片付けるか。」
ボールを全て拾って、体育倉庫に入れる。

「鍵よしっと。」体育館の鍵を閉めた。