黒い日傘をさした女

うとうとしてきた時、ベッドがぎしっと鳴った。



由美子がベッドへ入ってきたのだ。



俺から距離を置いてブランケットを被ったようだ。



俺は外側を向いて寝ている。


もし由美子もこっちを向いていないなら俺たちは背中合わせだ。



まあ 触れてはいないが。



俺は裸で寝ている。


つまり受け入れOKなのは由美子にもわかっているはず。



由美子はどうするのか。



期待半分。



でも寝たふりをする気も半分。



直感がよぎる。





(この女の味を知ってはダメ)