「私はここの店主の新山。名前はなんてゆうの?」
新山が和葉に問いかける
「椎名 和葉です」
「和葉ちゃんか。良い名前だね」と誉められ、和葉はちょっと気恥ずかしい気持ちになる
そして、「昴、ショコラショー作ってくれない?」と店の奥に向かっていう
あまりにも店内は静かで、誰かいたことに和葉は気づかなかった
そして、返事がなく、新山はちょっと待っててねといい、奥へと入っていく
なにやらもめているようだ
「やー、ごめんねー」なんてかへらへら笑いながら新山は戻ってきて、その後ろに誰か人を連れている
おそらく奥でもめていた昴と呼ばれていた人だろう。顔は見えない
