ぐうううぅううぎゅるるるるる…

なんだ?腹の音?雷?

「旬くんわたしお腹空きました…なにか食べ物ください…」

は?なんなんだよこの女。
腹が減った?食いもんくれ?
俺が知ったことか!

「もってねーよなにも。自分で作れば。」

「うぅ…」


捨て犬のような目で見られて少し胸が傷んだが、無視してリビングのテレビを付けてソファに寝転がる。