「さーくらっ!」 「桜ちゃん!」 いろんな人の声がする。 「どこ…どこにいるの。」 よろよろな足で立ち上がり、声の方に進んだ。 周りは真っ暗で、何も見えない。 ただ、声を頼りに進むだけ。 すると、遠くの方に光が見えた。 小さいけれど、強く光ってる。 歩みをすすめる度に、心臓の音がドクンと鳴る。 ドクン、ドクン、ドクン けど、誰もいなかった。 誰一人も。あたしだけ。 足の力がなくなって、その場に崩れ落ちた。 みんなに…会いたい。