〜亮樹side〜
「先生、急患です!」
次々と運ばれてくるストレッチャー。
医者や看護師が、入れ替わり立ち代わりで動き、患者は増える一方。
近くのアパートで火事があったらしく、小さい子どもからお年寄りまで、次々と運ばれてくる。
ひどい火傷や一酸化炭素中毒で、生死の瀬戸際だ。
「人手が足りない!師長さん、できるだけ今来れる人をよんでください!」
様々な人が声を上げる中、俺も処置に集中している。
もうすぐで…今担当してる人の処置が終わる。
「この患者さん、検査にまわしてください。」
「はい!」
やっと終わったと思いきや、またまた患者さん。
今度は…小さい女の子。小学校低学年くらいか。
腕とお腹にひどい火傷をおおってる。


