生き続ける意味









「生き…てる?」




…って、ここにいて、動いて喋ってるんだから当たり前か。




じゃあ、あたしは…?



もし…心臓が動いてなかったら。



震える手を抑えて、恐る恐る胸にそっと手を当てた。








ドクン…ドクン…



「わっ…早っ……」



ドキドキして緊張してたせいか、脈が早くて、大きく波打っていた。




ないどころか…めっちゃ早かった…。




ほっとして、手足が脱力した。




ぺたっと床に手がつくと、ひんやりとした。



冷たい…なんで?さっきはなんにも感覚がなかったのに。



思わず立ち上がって、もう一度亮樹兄ちゃんの手を握る。





「あったかい…?」




うそだ。さっきはなにも…



…何が、なんだかわからないよ。





ここはどこ?いつ?





ここにいるあたしは…なに?