隣から鳴るクラッカーの音。火薬のにおい。
ガヤガヤとした空気。
目の前に、大勢の人... 。
どれも、どれも久しぶりの感覚。
「え... ... えっ?!み、みんな... 。」
そこにいたのは、たくさんの人!
クラスの、... クラスメート全員?
あと、担任の先生... と、水泳部顧問の広宮先生。
胸がぐっと締め付けられて、じわじわと嬉しさがわいてくる。
「さーくらー!」
飛びついてきたのは、実優。
そこに出てきた翔。
「久しぶり!連絡してあげれなくてごめんね... 」
ほんと、久しぶり... っていうか、連絡できなかったのはこっちだよ。
翔はゆっくりと近づいてきて、あたしの髪をそっとなでた。
と、同時にあがる歓声。
いやいやいや!なにこの歓声は!
... ってちがうよ!翔がこんなことするから...
翔は、にこっと微笑んだ。


