「子どもでしょ?...まあ、桜は甘えんぼさんだから、べつに変わんないけど。」 そうさらっと言われた。 あたし、恥ずかしくてさすがに離れた。 「あ、甘えんぼじゃないもん!ちがうもん!」 恥ずかしくて、顔が赤くなってくる。 亮樹兄ちゃんは笑ってたけど。 「あー、子どもってことじゃなくて。桜の性格が甘えんぼさんなんだよ。」 うぅーっ!なんかすごい恥ずかしい...。 あたしは、プイとベッドに腰を掛けた。