俺は、隣の処置室の電気をつけた。 「こっち準備しとくからー。」 佑真は、器具準備をしてるからな。 「はいはーい。すぐ行く。」 パッと部屋が明るくなった。 いつもは医者としてきてるのに、いまは患者としてだから不思議な気分だけど。 俺はトレーに脱脂綿やらピンセットやらを置くと、おとなしくベッドでに座った。 「亮樹、お待たせ。」 佑真が向かい側のイスに座ると、机のうえに左手をのせた。