亮樹兄ちゃんが... ?
あたしを?追い詰めた?
"そんなことない" そう言おうとして、言葉がつまった。
言い方はきついかもしれないけど、たしかに...そうなのかも、しれない。
あたしはなにも言うことができなくて、ただ亮樹兄ちゃんを見つめた。
「だから...ごめん。俺のせいだ。
俺の...せいだね。」
力なくて、弱々しい。
「桜... ごめん。俺がいきなり主治医変えたから、嫌だったんでしょう?
だから、追い詰めちゃってここまで...」
悲しげな目つきに、あたしは見てられなくて。
「亮樹兄ちゃん...それはッ... 。
けどッそれだけじゃないもん!たしかに亮樹兄ちゃんじゃなくなっちゃったこともそうだけど...
ッ...けど。」


