「桜?大丈夫なの?」 あたしについてきた実優は、背中をさすってくれる。 「うん... ちょっと息切れ...」 ゆっくり、深呼吸... 深呼吸。 「それ、ほんとに大丈夫か?」 翔があたしのバッグから水筒を取りだし、わたしてくる。 「えっ?どういうことよ。」 翔は心配そうにあたしの顔をのぞきながら言う。 「今日、朝から顔色悪いって気づかなかったか?...桜も。自分で気づかなかったか?」 え...そうだったの? 朝はいそいでたもんで... 「わ、わかんなかった... 」